[Financial Express]ムンバイ、9月24日(ロイター):米最大手の銀行JPモルガンは、アジアの中ではインドと日本に強気だが、「チャイナ・プラス・ワン」戦略の恩恵を受けている東南アジアにも資源を配分することに熱心だと、同行幹部が語った。
「インドは依然としてアジアでトップ3、おそらく日本と並んでトップ2に入るだろう。インドの成長は実に幅広い」とJPモルガンのアジア太平洋CEO、ショールト・リーナート氏は月曜日のインタビューで語った。
「当社はインドであらゆる面で投資している。銀行員を増やし、事業にさらなる資本を投入し、市場の新たな分野に対応するための技術投資などの能力を構築している」と同氏は付け加えた。
リーナート氏は、JPモルガンは中規模企業に重点を置く商業銀行業務が今後数年間でインドで最大30%成長すると予想していると述べた。
同氏はさらに、インドは、現在東南アジア諸国に多大な利益をもたらしている「チャイナ・プラス・ワン」戦略の恩恵を受けるために、製造業のエコシステムをさらに構築し、拡張性を確保する必要があると付け加えた。
チャイナ・プラス・ワンは、企業が中国から他国への投資とサプライチェーンを多様化するために採用している戦略です。
「インドにとって、この次の段階は、ある程度、製造業の中心地となり、ブルーカラーの雇用を創出することであり、それはチャンスではあるが、インドにとってほぼ必須事項だ」とリーナート氏は語った。
「したがって、この戦略がうまくいかなければ、インドは人々の期待ほどうまくいかないかもしれない。おそらく、それを実行するのが最も難しい」と同氏は述べ、インドは依然として成功できると期待していると付け加えた。
リーナート氏は日本について、金利がプラスになったことで顧客が再び関心を持ち始めており、企業活動や金利の観点から見ても日本にはチャンスが満ちていると語った。
JPモルガンの中国での事業は大きく成長しており、リーナート氏は、同国の経済成長の鈍化に対する懸念にもかかわらず、同国を無視することはできないと述べた。
「実際、私たちは中国での事業に非常に期待しています。私たちはあらゆる能力を備えており、国内および海外の顧客との機会を最大限に活用したいと考えています。実際、順調に成長しています。」
Bangladesh News/Financial Express 20240925
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/jpmorgan-bullish-on-india-and-japan-top-asia-official-says-1727200495/?date=25-09-2024
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