[Financial Express]モスクワ、9月25日(AFP):クレムリンは25日、ロシアに和平を「強制する」ことは「致命的な過ち」となるだろうと述べ、国連でのウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の発言を否定した。
ゼレンスキー大統領は火曜日、ロシアは和平合意に追い込まれるしかなく、紛争終結のためにモスクワの条件で交渉しないと明言した。
クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は水曜日、記者団に対し、「このような立場は致命的な誤りであり、組織的な誤りだ」と語った。「これはキエフ政権に必然的に影響を及ぼす大きな誤解だ」と同氏は付け加えた。
「ロシアは平和を支持しているが、安定が確保され、特別軍事作戦の目的が達成されるという条件付きだ」と、同氏はウクライナ作戦に関するモスクワの公用語で付け加えた。
「これらの目標を達成しなければ、ロシアを強制することは不可能だ」とペスコフ氏は語った。ゼレンスキー氏はキエフに対する国際社会の支持を高めることを期待して今週米国を訪問している。
「世界にはロシアのプーチン大統領と話をしたい人がいることはわかっている」とゼレンスキー氏は火曜日、国連で語った。トレードマークの軍服を着た同氏は、そうした意見を「狂気」と呼んだ。
「ロシアを平和に導くには強制するしかない。そして、まさにそれが必要なことだ。ロシアを平和に導くことこそが」と彼は付け加えた。
ゼレンスキー氏が国連の舞台に立つ
支援を継続するよう嘆願
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、自身の最大の支持者の急激な変化をもたらす可能性のある米国選挙を前に、世界からの支持維持を目指し、水曜日に国連で中心的な役割を担う。
ゼレンスキー大統領はトレードマークの軍服を着て、1年前、国連総会で戦時中としては初めて劇的な姿で登場し、ロシアの侵攻に対する国際社会の圧力を訴えた。
1年経った今、ゼレンスキー氏は依然としてスターの力を持っているかもしれないが、ロシア軍が東部に進軍し、米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏が軍事援助を打ち切ると脅すなど、ウクライナは逆風にさらされている。
Bangladesh News/Financial Express 20240926
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/forcing-russia-into-peace-would-be-fatal-mistake-kremlin-1727278599/?date=26-09-2024
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