中国の景気刺激策によりアルミニウムが16週間ぶりの高値

[Financial Express]ロイター通信によると、ロンドンのアルミニウム価格は、金属の主要消費国である中国の新たな経済刺激策をきっかけとしたファンドの買いにより、金曜日に16週間ぶりの高値に達した。

ロンドン金属取引所の3カ月物アルミニウム先物は、6月6日以来の高値となる2659ドルを付けた後、1026GMT時点で1.2%上昇し、1トン当たり2641.50ドルとなった。

建設、輸送、包装部門で使用される金属の価格は、週あたり6.3%の上昇傾向にある。

中国が10月1日から7日までのゴールデンウィークを前にパンデミック以来最も積極的な景気刺激策を打ち出したため、成長に左右される他の金属も今週は上昇した。

あるトレーダーは、主にコンピュータープログラムによって動かされる商品取引アドバイザー(CTA)と呼ばれるファンドによるアルミニウムの買いが依然として続いている一方、他のほとんどの金属に対するこの要因のサポートは弱まっていると述べた。

バンク・オブ・アメリカのアナリストらは今週、世界のアルミニウム市場は来年供給不足に陥ると述べ、価格は2025年には1トン当たり3,000ドルで取引されるだろうと付け加えた。

また、バンク・オブ・アメリカは、「現物市場では一部に逼迫が見られ、ロンドン金属取引所の在庫の半分以上が処分予定となっていることもあり、期近のスプレッドは逆ザヤに傾きつつある」と付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20240928
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/aluminium-at-16-week-high-driven-by-chinas-stimulus-measures-1727450848/?date=28-09-2024