ユヌス氏、バングラデシュとモルディブの関係強化を呼び掛け

ユヌス氏、バングラデシュとモルディブの関係強化を呼び掛け
[The Daily Star]バングラデシュの首席顧問ムハマド・ユヌス教授は昨日、ニューヨークの国連本部で行われた国連総会の合間に島国モルディブのモハメド・ムイズ大統領と会談し、同国との緊密な関係の必要性を強調した。

両首脳は会談で、貿易、投資、観光、SAARCの活性化、気候変動研究協力、人々の交流を拡大する方策について議論した。

首席顧問は、気候変動の深刻な影響など、両国は多くの共通点があると述べ、モルディブとの「より緊密な」関係を求めた。

ユヌス教授は気候危機がもたらす危険について言及し、「我々の存在そのものが危機に瀕している」と述べた。

モルディブ大統領は、同国の建設・観光部門におけるバングラデシュ人労働者の役割を称賛した。

モハメド・ムイズ氏は、両国は観光、漁業、気候変動研究で協力できると述べた。同氏は両国間の貿易・経済協力の拡大を求めた。

「両国が協力すれば、両国民にとって有益となるだろう」とモルディブ大統領は述べた。

首席顧問は、南アジア地域の経済協力とより緊密な統合の基盤としてSAARCが活性化することを望んでいると述べた。

「我々はもっと近づくだろう。離れたままでいるべきではない」とユヌス教授は語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20240928
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/yunus-calls-stronger-bangladesh-maldives-relations-3713791