ミャンマー反政府勢力、軍事政権の和平提案を拒否

[Financial Express]ヤンゴン、9月28日(BBC): 反政府勢力は、3年以上続く内戦での戦場での損失や離反に苦しむミャンマーの軍事政権からの和平提案を拒否した。

これは、2021年に政権を掌握して以来、独裁政権による初のこうした行動である。また、北部シャン州で中国が仲介した停戦が崩壊した後にも行われた。

軍事政権は、少数民族武装集団と「テロリスト反乱グループ」に対し、「政治的問題を政治的に解決するために我々と協議する」よう呼びかけ、来年予定されている選挙に参加するよう促した。

亡命中の国民統一政府(NUG)は、この提案は検討する価値がないとし、軍事政権には選挙を実施する権限がないと付け加えた。

軍事政権は複数の戦線で戦い、広範囲にわたる反乱を食い止めようと奮闘する中、木曜日に和解の手を差し伸べた。

一部の報道によれば、軍事政権は現在、ミャンマーの領土の半分以下を支配しているという。

6月、3つの民族軍の連合軍が軍に対する攻撃を再開し、ミャンマーと国境を接する中国雲南省に通じる主要幹線道路沿いの領土を奪取した。

シャン州の国境付近での戦闘により、内陸国である中国の南西部をミャンマー経由でインド洋につなぐという中国の野心的な計画は阻止された。

北京の最高外交官である王毅氏は先月ミャンマーを訪問した際、同国のミンアウンフライン国家主席に警告を伝えたとみられている。

軍事政権は木曜日の声明で、武装勢力は「永続的な平和と発展をもたらすために政党政治と選挙の道を歩むべきだ」と述べた。

「(紛争により)国の人的資源、基礎インフラ、多くの人々の命が失われ、国の安定と発展が阻害されている」と報告書は述べた。

しかし、反政府勢力はこの提案に懐疑的だ。

タイ国境沿いの自治権拡大を求めて数十年にわたり軍と闘ってきたカレン民族同盟(KNU)は、AFP通信に対し、軍が「共通の政治目標」に同意する場合にのみ協議は可能だと語った。


Bangladesh News/Financial Express 20240929
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/myanmar-rebels-reject-juntas-peace-offer-1727538053/?date=29-09-2024