[Financial Express]クアラルンプール、10月3日(AFP):IT大手オラクルは水曜日、マレーシアのクラウドサービスデータセンターに65億ドル以上を投資する計画を発表し、東南アジアでのAIインフラ構築を急いでいる米国の大手企業のリストに加わった。同社は、このクラウド地域がマレーシアの組織がアプリケーションを最新化し、ワークロードをクラウドに移行し、データ、分析、人工知能で革新するのに役立つと述べた。オラクルはクラウドインフラ事業を世界的に拡大することに取り組んでいる。同社は最近、クラウドサービスの需要増加により、2029年度に売上高が1000億ドルを超えると予測した。マレーシアの新しいクラウド地域は、隣国シンガポールの2つの施設に続き、同社にとって東南アジアで3番目の施設となる。「マレーシアは、最新のデジタル技術で拡大を加速させたいと考えている組織にとって、ユニークな成長の機会を提供します」と、オラクルの日本およびアジア太平洋担当執行副社長、ギャレット・イルグ氏は声明で述べた。 「当社の数十億ドル規模の投資は、マレーシアをクラウドインフラの地域ゲートウェイとして、またマレーシア国内に展開される包括的なソフトウェア・アズ・ア・サービス・アプリケーション群として位置付ける当社のコミットメントを裏付けるものです」。声明ではまた、マレーシアの投資貿易産業大臣テンク・ザフルル・アブドゥル・アジズ氏が投資を歓迎し、革新的で最先端のAIとクラウド技術を持つ企業が国際競争力を高めるのに役立つだろうと述べたと引用されている。「マレーシアにパブリッククラウド地域を設立するというオラクルの決定は、マレーシアのインフラ準備状況と、デジタル投資の東南アジアの主要目的地としての地位が高まっていることを強調するものです」と同氏は付け加えた。オラクルは、東南アジアへの大規模なデジタル投資を発表した最新の世界的なテクノロジー大手である。グーグルの親会社アルファベットは5月、マレーシアに同社初のデータセンターを建設するため20億ドルを投資すると発表した。グーグルは月曜日、新データセンターを含むタイでのデジタルインフラ構築に10億ドルを投資する計画であると発表した。アマゾンとマイクロソフトも、AIの需要が高まる中、この地域に数十億ドル相当の投資を発表している。マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は火曜日、国家クラウド政策の策定を計画していると発表した。アンワル首相は、公共サービスの革新と効率の向上、ユーザーの信頼とデータセキュリティの強化など、4つの中核分野に重点を置くと述べた。政府はまた、AI技術に関連するすべての取り組みを調整する国家人工知能局を設立する。これは、国を世界のAI分野で競争力のあるプレーヤーとして位置付ける取り組みに沿ったものだとアンワル首相は付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20241004
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/oracle-to-invest-65b-in-malaysian-cloud-services-region-1727979234/?date=04-10-2024
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