BABは財務顧問に利害関係者の要求を考慮するよう要請

[The Daily Star]暫定政府が苦境に立たされた銀行部門を救済するためにさまざまな改革に着手する中、バングラデシュ銀行協会(BAB)は昨日、政策を策定する前に関係者の提案を考慮するよう財務顧問に要請した。

バングラデシュの民間商業銀行の所有者を代表するプラットフォームであるBABのメンバーは、アブドゥル・ハイ・サルカー会長率いるバングラデシュ事務局のオフィスにてサレフディン・アハメド財務顧問と面会し、さまざまな提案を行った。

会合後、財務顧問は記者団に対し、主に銀行部門の既存の問題と改革の取り組みについて議論したと語った。

BABのメンバーは、自分たちの提言が政府の進行中の改革策に反映されることを望んでいるとアハメド氏は語った。

「私は彼らに、彼らの提案は考慮されるだろうと伝えた。しかし、彼らには、この分野における適切な統治、透明性、説明責任を確保することも求められた」と彼は語った。

さらに、小規模な借り手が希望する融資を受けられるよう、慎重かつ包括的に融資を行うよう要請した。

8月5日の政権交代後に就任した暫定政府は、危機に見舞われた銀行部門に対してさまざまな改善措置を講じてきた。

これには11の銀行の取締役会の解散と再編も含まれていた。

多くの銀行が流動性危機に直面しているため、中央銀行は銀行間金融市場からの流動性支援の確保も認めた。

暫定政府はまた、国際通貨基金(IMF)や世界銀行を含むさまざまな開発パートナーからの予算支援を求めた。

サーカー氏は昨日記者団に対し、政府の政策決定プロセスには通常、利害関係者は関与しないと述べた。

同氏は、政府の政策を実施するには関係者の参加が極めて重要だと述べた。

同氏は、不正行為に関与していたのは銀行の取締役全員ではなく、ほんの一握りの取締役だけだと付け加えた。

「優秀な取締役は、悪い取締役が犯した不正行為のせいにされるべきではない。一般化するのは間違いだ」と同氏はさらに述べた。

同氏はまた、資金難に陥った銀行を支援するため、政府は世界銀行、IMF、アジア開発銀行などの開発パートナーから資金を調達できるとも述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241004
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/bab-urges-finance-adviser-consider-stakeholders-demands-3719266