[The Daily Star]予想を上回る米雇用統計が連邦準備制度理事会(FRB)による来月の積極的な利下げ観測に冷水を浴びせ、金価格は金曜日に下落し、ドルを押し上げた。
金現物は先週、過去最高値の2,685.42ドルを付けた後、東部夏時間午後1時57分(グリニッジ標準時午後17時57分)時点で0.2%下落し、1オンス当たり2,649.69ドルとなった。米国の金先物は0.4%下落し、2,667.80ドルで引けた。
米国の雇用の伸びは9月に加速し、失業率は4.1%に低下したため、11月6~7日の政策会合でさらに50ベーシスポイントの利下げを実施するようFRBに圧力がさらに緩和された。
「11月の雇用統計が好調で25ベーシスポイント上昇が確定しそうな中、金価格は下落した」とニューヨークの独立系金属トレーダー、タイ・ウォン氏は述べた。「先月比の修正値も上昇したが、これはここ数カ月見られなかったことだ。一方、失業率は低下したが、労働参加率は横ばいだった」
データ発表後、ドル指数は7週間ぶりの高値に急騰し、海外の買い手にとって金地金はより高価になった。
Bangladesh News/The Daily Star 20241007
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/news/gold-price-slips-3721481
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