カラチ空港近くで爆発、中国人2人死亡

[Financial Express]カラチ、10月7日(BBC):パキスタンのカラチ空港近くで起きた自爆攻撃とみられる事件で、中国人2人が死亡、少なくとも10人が負傷した。BBCの調べでは、まだ正式身元が判明していない3人目の遺体が犯人の遺体だと考えられている。

パキスタン駐在の中国大使館は、日曜夜の爆発はシンド州の発電プロジェクトに携わる中国人技術者の車列を狙った「テロ攻撃」だと述べた。

近年パキスタンの開発プロジェクトに携わる中国人に対し攻撃を行ってきた分離主義組織バロチスタン解放軍(BLA)が、今回の攻撃を実行したと発表している。

武装グループは月曜日に発表した声明で、カラチ空港から到着した「中国人技術者と投資家の高官の車列を標的にした」と述べた。

その後、同グループは声明でこれを自爆攻撃と表現し、犯人はBLAの自爆部隊「マジード旅団」の一員であるシャー・ファハドであると名指しした。

ロイター通信はBLAの発表を引用し、攻撃は「車両搭載型即席爆発装置」を使用して実行されたと伝えた。

爆発は日曜日の現地時間23時(グリニッジ標準時17時)頃発生した。パキスタンのシャリフ首相は、この攻撃を「凶悪な行為」と呼び、中国国民に哀悼の意を表した。

「パキスタンは中国の友人を守ることに全力を尽くす」と彼はXに書いた。同国外務省は中国当局と「緊密に連絡を取り合っている」とし、「この卑劣な攻撃の責任者を裁きにかける」と述べた。

同省は「このテロ行為はパキスタンに対する攻撃であるだけでなく、パキスタンと中国の永続的な友好関係に対する攻撃でもある」と述べ、「この蛮行は罰せられずに済むことはない」と付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20241008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/blast-kills-two-chinese-near-karachi-airport-1728315214/?date=08-10-2024