[Financial Express]ワシントン、10月7日(AFP):米大統領選が膠着状態にある中、ドナルド・トランプ氏は日曜、激戦州ウィスコンシン州で支持者らに投票に行くよう呼びかけ、カマラ・ハリス上院議員は生殖の権利に焦点を当てた1週間にわたるメディアインタビュー攻勢を開始した。
世論調査では共和党と民主党の候補者が互角の戦いを繰り広げており、11月5日の選挙結果が決まる可能性が高い7つの主要州では、迷っている有権者一人ひとりをめぐる、コストのかかる激しい争奪戦が繰り広げられている。
トランプ氏は2020年にウィスコンシン州で敗北しており、今回は8日間で4度目の訪問となった。ハリス氏は今週初めに同州を訪れ、共和党発祥の地リポンで集会を開き、穏健派や不満を抱く保守派に訴えた。
「皆さんにお願いしたいのはただ一つだ」とトランプ氏はジュノーの町の群衆に語った。「ただ投票に行ってほしい」
トランプ氏はまた、バイデン・ハリス政権がハリケーン・ヘレンの被災地への救援資金を移民支援プログラムに振り向けたとの虚偽の主張を繰り返した。
ハリス氏は「洪水が増水すると富を盗み、家族を見捨てる人物」だと述べた。
ハリス氏は民主党の候補者に就任して以来、全国メディアとの一対一のインタビューを避けているようだとして批判にさらされており、トランプ大統領は日曜日にこれを激しく非難した。
「彼女は質問に答えられないのでインタビューを受けない。何も答えられないのだ」と彼は言った。
重要な有権者に訴えかけるため、副大統領は来週、テレビ、ラジオ、ポッドキャスト番組に多数出演する予定だ。
ハリス氏は日曜日、女性に影響を与えるアドバイスや問題に焦点を当てたポッドキャスト「彼女をパパと呼んで」に出演し、メディアでの活躍を開始した。このポッドキャストはスポティファイで最も人気のある番組の1つである。
彼女は生殖に関する権利について言及したが、民主党はこれが特に女性など未決定の有権者の間で大きな票の獲得につながると考えている。
ハリス氏は、先月の大統領選討論会でトランプ氏が、民主党の一部の州では出生後の乳児の「処刑」が認められていると発言したのを聞いてどう思うかと質問された。
Bangladesh News/Financial Express 20241008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/seven-key-states-likely-to-decide-result-1728315194/?date=08-10-2024
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