[Financial Express]ニューデリー、10月7日(AFP):モルディブのモハメド・ムイズ大統領は月曜日、南アジアの隣国間の脆弱な関係を修復することを目指したインドへの初の公式訪問で、レッドカーペットの歓迎を受けた。
親中国のムイズ氏は、小さいながらも戦略的に重要な位置にある同氏の島々に配備されているインド軍数十人を追放すると公約し、1年前に政権に就いた。
南アジアの指導者のほとんどは就任後すぐにニューデリーに招待されるが、インドがムイズー氏の公式訪問を認めるまでにはほぼ1年かかった。
ムイズ氏(46歳)は、大統領官邸で騎兵隊やマーチングバンドを含む栄誉礼隊とともに、インドのナレンドラ・モディ首相とドラウパディ・ムルム大統領の歓迎を受けた。
インドは、モルディブに駐留しヘリコプター2機と固定翼機1機を運用する兵士78名からなる部隊を撤退させるというムイズー首相の5月の期限を守った。
しかし、航空機はそのまま残っており、インド民間人の乗組員によって運航されている。
「私がしたことは、モルディブの人々が私に求めていたことだ」とムイズ氏は月曜日に発行されたタイムズ・オブ・インディア紙のインタビューで語った。
同氏は同紙に対し、「モルディブはインドの安全を損なうようなことは決してしない」と語った。
「我々は様々な分野で他国との協力を強化しているが、我々の行動が地域の安全と安定を損なわないよう引き続き努めていく」
中国とインドはモルディブにとって最大の二国間融資国だが、資金難に陥った同国は先月、国家債務不履行の可能性が警告された後も国際通貨基金(IMF)の救済を求める予定はないと強調した。
公式データによれば、モルディブの今年第1四半期の対外債務は33億7000万ドルで、国内総生産の約45%に相当する。
ムイズ氏は、インドからの「信用枠協定」は「前向きな一歩」だと述べた。
6月、ムイズー首相は3回連続の選挙勝利後のモディ首相就任式に出席するためにニューデリーを訪れ、8月にはインドのスブラマニヤム・ジャイシャンカール外相がマレを訪れた。
美しい白い砂浜と人里離れたリゾートがある贅沢な休暇の地として知られるモルディブは、地政学的なホットスポットにもなっています。
インドはインド洋における中国の存在感の増大を懸念している。
Bangladesh News/Financial Express 20241008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/muizzu-gets-red-carpet-welcome-in-india-1728315174/?date=08-10-2024
関連