[The Daily Star]HSBCグローバルリサーチのレポートによると、バングラデシュの経済は輸出と送金に牽引され、2025~26年度に7.1%の成長を記録すると予想されている。
HSBCは、世界経済の継続的な課題にもかかわらず、輸出と送金はともに前向きな兆候を示していると、英国の多国籍銀行HSBCのダッカ事務所が最近開催した経済見通しに関するウェビナー後の声明で述べた。
このイベントで、HSBCグローバル・リサーチ・アジアのチーフアジアエコノミスト兼共同責任者のフレデリック・ニューマン氏は、バングラデシュの2024~25年度のGDP成長率は4.5%に修正されたが、翌年には7.1%に跳ね上がるだろうと述べた。
同氏は、同国の輸出の83%を占める衣料品部門は、国際市場からの需要増加により成長すると予想されると述べた。
「同時に、世界的なエネルギー価格の上昇により圧迫されていた輸入は、国内需要の回復とコスト圧力の緩和を反映して、現在は安定しつつある」と同氏は述べた。
同当局者は、海外の主要市場での雇用状況の改善により、送金が増加すると予想されると述べた。
「送金の増加は家計消費を支えるだけでなく、より広範な経済回復を持続させる上で重要な役割を果たすだろう」と彼は述べた。
しかし、ニューマン氏は、特にインフレに関しては課題が残っているとし、「これは家計支出と事業コストの両方に引き続き影響を及ぼすだろう」と付け加えた。
HSBCによると、バングラデシュの経済潜在力を最大限に引き出し、長期的かつ持続可能な成長を確保するには、銀行部門の構造改革とインフレ抑制の取り組みが不可欠となる。
「バングラデシュはすでに回復に向かっている。ここ数カ月に行われたマクロ経済調整と堅調な経済基盤により、今後1年間で成長が回復する道が開かれるはずだ」とニューマン氏は述べた。
「改革を迅速に実施すれば、プロセスをさらに加速できるだろう」と彼は付け加えた。
HSBCバングラデシュの最高経営責任者であるモハンマド マフブブ・ウル ラーマン氏と、HSBCバングラデシュのホールセールバンキングのカントリーヘッドであるジェラルド・ホーギー氏も、約300人の顧客や関係者とともにウェビナーに出席しました。
Bangladesh News/The Daily Star 20241008
https://www.thedailystar.net/business/news/bangladesh-economy-grow-71-fy26-hsbc-3722471
関連