[The Daily Star]国境なき記者団は、報道の自由を抑圧していると広く批判されているサイバーセキュリティ法と情報通信技術(ICT)法を廃止するよう、首席顧問のムハマド・ユヌス教授に要請した。
10月8日、RSFのティボー・ブルタン事務局長とバッタ・アントワーヌ・ベルナール擁護支援部長が署名した書簡の中で、国際的な報道の自由監視団体は、バングラデシュのメディアの自由の現状について懸念を表明した。
「私たちの組織は長年にわたり、バングラデシュにおける報道の自由の広範な侵害を定期的に非難してきた」と書簡は述べている。
RSFは、世界報道の自由度指数におけるバングラデシュの順位が下がり、現在180カ国中165位となっていると指摘した。
「長年の国家による弾圧の後、皆さんの調和への願いが、この国の劇的な衰退に終止符を打つことに貢献することを期待しています」と書簡は述べ、RSFはユヌス暫定政権が報道の自由と情報への権利を保障するために必要な改革をもたらすと信じている、と付け加えた。
RSFは、ユヌス氏が就任後に団結すると約束した「バングラデシュ・ファミリー」においてジャーナリストは重要な役割を担っており、新政府に対し、これらの法律をメディアに対する武器として使うのをやめるよう求めたと述べた。
さらにRSFは政府に対し、最近の抗議活動中にジャーナリスト5人が死亡し、メディア関係者200人以上が負傷したことについて独立した調査を開始し、犠牲者とその家族に補償を行うよう求めた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241010
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/rsf-urges-yunus-repeal-csa-ict-act-3724356
関連