[The Daily Star]パナマ船籍のLPG輸送タンカー「B LPGソフィア」で発生した火災は、火災発生から35時間以上が経過した昨日、完全に消し止められた。
港湾当局者らによると、チッタゴン港湾局(CPA)のタグボート「カンダリ4号」の助けを借りて、タンカーはクトゥブディア灯台沖約16海里まで曳航され、その間CPA、海軍、沿岸警備隊の消防タグボートが放水を続けていた。
CPAのオマール・ファルク長官はデイリー・スター紙に対し、午後12時15分までに火は完全に消し止められるだろうが、2隻のCPAタグボートは中型船「ソフィア」を冷やすために放水を続けていると語った。
日曜午前12時45分頃、クトゥブディア沖の停泊地で液化石油ガス(LPG)の船から船への移送中に、B LPGソフィア号と母船キャプテン・ニコラス号の2隻のタンカーが火災を起こした。2週間で船舶火災が発生したのはこれで3度目。
CPAによると、全長230メートルのタンザニア船籍の船「キャプテン・ニコラス」の乗組員は、船が火災に見舞われてからほぼ3時間後の午前3時頃に炎を消し止めた。
一方、事故を調査するために結成されたCPA委員会のメンバーは昨日、火災の被害を受けた2隻のタンカーを視察するためにクトゥブディアの停泊地を訪れた。
CPAメンバー(港湾および海洋担当)のM・ファズラー・ラーマン准将が率いるチームとB LPGソフィアの乗組員数名が、午後5時頃に検査のために船に乗り込んだ。
連絡を受けたCPA副管理官のファリドゥル・アラム船長は本紙に対し、タンカーを検査し、船を安全な停泊地に留めておくために船長に錨を下ろすよう助言したと語った。
同氏は、CPAのタグボートが監視のためにそこにいたと付け加えた。
港湾当局は、貨物倉からガスが放出され小規模な火災が発生したため、完全に鎮火するまでに長い時間がかかったと述べた。
CPA海洋局の高官は、消火活動に従事したタグボート船長の一人の発言を引用し、消防タグボートが日曜朝までに船の最初のLPGタンクの火災を鎮火させたと語った。
当局者は、ガスが完全に放出されるまで、2番目と3番目のタンクの炎をコントロールするのに苦労したと付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241015
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/accidents-fires/news/fire-lpg-tanker-put-out-after-35-hours-3727656
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