[Financial Express]ニューデリー、10月14日(BBC):インドは、カナダから同国大使と他の外交官が国内の捜査で「重要人物」に指定されていると伝えられたことに怒りを表明した。
デリーの外務省は、日曜日にカナダからの外交文書でこのニュースを受け取り、反論する権利を留保していると述べた。「インド政府は、これらの不合理な非難を強く拒否する」と外務省は述べた。
この声明は、カナダ領土内でのシク教徒分離主義者の殺害にインド政府が関与していた可能性があるという、カナダのジャスティン・トルドー首相による昨年の主張に言及している。インド政府は繰り返しこの主張を否定している。
この論争により両国の関係は悪化し、インドはカナダに対し外交官数十人の撤退を要求し、ビザサービスを停止した。
インド外務省は月曜日、カナダの主張はトルドー首相の「政治課題」の一部であるとし、具体的な行動は示さずに行動を起こすと警告した。
「インドは、カナダ政府がインド外交官に対する疑惑を捏造しようとする最近の動きに対して、さらなる措置を講じる権利を留保している」と声明は述べた。
デリー政府はまた、サンジェイ・クマール・ヴァルマ高等弁務官を擁護し、同氏の「36年にわたる輝かしい経歴」に言及した。
「カナダ政府が彼に対して投げかけた中傷は滑稽であり、軽蔑の念を持って扱われるに値する」と声明は述べた。
デリーの声明に対してカナダ側はすぐには反応しなかった。
ハーディープ・シン・ニジャール氏は2023年6月、ブリティッシュコロンビア州サリーにある同氏が率いるシク教寺院の外で覆面をした銃撃者2人により射殺された。
彼は、シク教徒の独立国家を要求するカリスタン運動を声高に支持し、公に運動を展開してきた。
インドは過去に、同氏を過激な分離主義グループを率いたテロリストと評したが、同氏の支持者たちはこうした非難は根拠がないと主張している。
Bangladesh News/Financial Express 20241015
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/india-accuses-canada-of-preposterous-probe-1728918768/?date=15-10-2024
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