[Financial Express]ロンドン、10月15日(ロイター): ICEのロンドン・ココア先物は、供給をめぐる懸念が再燃する中、15日、1カ月ぶりの高値に上昇した。コーヒーも値上がりした。
3月のロンドン産ココアは0.3%上昇し、1トン当たり5,093ポンドとなり、1カ月ぶりの高値5,200ポンドに達した。
国際ココア機関(ICCO)の専門家は匿名を条件にロイター通信に対し、コートジボワールのココア生産量が昨シーズンの180万トンに対し、2024/25シーズンには200万トンに達すると予想していると語った。
しかし、第2位の生産国であるガーナについては、職人的な金採掘や、ガーナのプランテーションの約40%に影響を及ぼしている芽腫病(コートジボワールでは15~20%)に関連した問題により、生産量が50万トンを超えることはないと国際刑事裁判所Oは予想している。
「私は引き続き慎重だ」と、アビジャンにある国際ココア輸出会社の代表は、ICCOのコートジボワール予測に言及して語った。
証券会社JPモルガンは、チョコレートメーカーのハーシーズの目標株価を引き下げた。需要の弱まりとカカオ価格の上昇を理由に、近い将来も高止まりすると予想している。
12月のニューヨーク産ココアは0.1%下落し、1トン当たり7,608ドルとなった。
コーヒー
12月のアラビカコーヒーは0.6%上昇して1ポンド当たり2.6340ドルとなったが、直近13年間の最高値からは程遠いままだった。
ディーラーらは、最大のアラビカコーヒー生産国ブラジルに長らく待ち望まれていた雨が降り始め、果実生産の第一段階である開花が促進されるとの期待が高まっていると語った。
11月のロブスタコーヒーは0.4%上昇し、1トン当たり4,990ドルとなった。
貿易業者や業界関係者によると、ベトナムのコーヒー収穫量は新シーズンに最大10%減少し、過去10年で最低となる可能性があるという。
Bangladesh News/Financial Express 20241016
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/cocoa-hits-one-month-high-on-supply-jitters-1729014217/?date=16-10-2024
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