[Financial Express]ロンドン、10月17日(ロイター): 原油価格は、投資家が中東情勢の動向、米国の公式原油在庫データの発表、中国の景気刺激策の詳細を待つ中、17日もほぼ横ばいで推移した。
ブレント原油先物は1309GMT時点で4セント下落して1バレル74.18ドル、米ウエスト・テキサス・インターミディエート原油先物は2セント下落して1バレル70.37ドルだった。
石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)が2024年と2025年の需要予測を引き下げたことを受け、両指標は水曜日に下落し、2日連続で10月2日以来の最低水準で引けた。
10月1日のイランによるミサイル攻撃に対するイスラエルの報復攻撃により原油供給が混乱する恐れがあるとの懸念が和らいだため、価格も下落したが、中東紛争の展開については依然として不透明だ。
「イランに対する同国の今後の報復措置はまだ明らかではない」と石油ブローカーPVMのジョン・エバンズ氏は述べた。
同氏はさらに、中東情勢は「近いうちに原油価格を再び動かす十分な理由となることは間違いないだろうし、投資家も今日の豊富な金融データに心を奪われるだろう」と付け加えた。
そのデータの中には米国の石油在庫も含まれている。エネルギー情報局(EIA)は東部夏時間午前11時(グリニッジ標準時午後15時)に公式政府データを発表する予定だ。
市場筋によると、米国石油協会が水曜日に発表した数字は、原油在庫増加の予想に反して、先週の原油と燃料の在庫が減少したことを示した。
ANZのアナリストは「EIAの週間在庫報告で需要の弱さを示す兆候があれば、原油価格にさらなる下落圧力がかかる可能性がある」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241018
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-prices-flat-as-investors-await-us-data-1729179316/?date=18-10-2024
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