運河の掘削が失敗?

運河の掘削が失敗?
[The Daily Star]ジェナイダ・サダール郡における13キロメートルの運河の掘削は、チャームラリダ村とマキムプール村の住民に大きな苦難をもたらした。

バングラデシュ水資源開発局は2022年12月に掘削を開始し、2023年7月に2億5千万タカの費用で完了する予定。プロジェクトはユヌス・アンド・ブラザーズ社に発注されたが、作業は下請け業者のラエス・ウディン社が完了させた。

しかし地元住民は、当時与党だったアワミ連盟の支援を受けた有力者らが、掘削した土を近くのレンガ窯に売ってこのプロジェクトから利益を得たと主張している。

規則に違反し、運河の一部は深さ25~30フィート、幅60~70フィートまで掘削された。地元住民によると、過剰な掘削により、モンスーンの大雨の際に運河の堤防が決壊し、周辺の村々の家屋、道路、農地が浸水したという。

村人たちは、さらなる決壊が状況を悪化させる恐れがあると懸念している。「私たちの要請にもかかわらず、彼らは私の家の近くに運河を掘った。堤防が決壊し、私の家が浸水し、大きな被害を受けた。家の半分が流され、私は残りの部分も失うのではないかと常に恐れながら暮らしている」と、チャームラリダの住民アジロネサさんは語った。

マキンプールのバハル・アリ氏は、関係者の政治的影響力のせいで地元住民は不正行為を止める力がなかったと指摘した。

下請け業者のラエス・ウディン氏に連絡を取ろうとしたが、彼の携帯電話の電源が切られていたため連絡が取れなかった。

ジェナイダのBWDBのエグゼクティブエンジニア、ランジャン・クマール・ダス氏は、「私は現場を訪問し、2人の職員が被害の調査に任命された。上級当局に報告し、不正行為に対処するための措置が講じられるだろう」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241019
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/canal-excavation-gone-wrong-3730891