ダッカ、FTAの実現可能性調査を要請

[Financial Express]ダッカは、二国間の貿易量を増やすことを視野に、バングラデシュとタイの間で提案されている自由貿易協定(FTA)に関する共同実現可能性調査を実施するようバンコクに提案した。

当局者らによると、この目的のため、タイ駐在バングラデシュ大使ファイヤズ・ムルシド・カジ氏が最近、タイ首相顧問のナリニー・タヴィーシン博士と面会したという。

両者は共同研究と両国間の直通沿岸輸送システムの立ち上げについて話し合った。

8月28日〜30日にダッカで開催予定だった第6回合同貿易委員会は、やむを得ない理由により延期されました。第5回会議は、2020年1月7日〜8日にダッカで開催されました。

FTA交渉プロセスを迅速化するための意向書はすでに4月に署名されている。

数ヶ月以内に開催される可能性のある第6回会議では、タイ商務省貿易交渉局(DTC)がFTAと投資協力の可能性のある要素について議論する予定だ。

これに先立ち、7月13日から17日にかけて、タヴィーシン博士率いるタイのビジネス代表団がダッカを訪問した。訪問中、代表団はバングラデシュとの貿易・投資協力の拡大に関心を示した。

バングラデシュ商務省の当局者は「タイとのFTA締結を目指しており、この問題に取り組んでいる」と語った。

ファイヤズ特使は同省に送った書簡で、「我々はタイの関係当局と、FTAの共同実現可能性調査の実施と沿岸直航サービスの開始について協議している」と述べた。

さらに、大使館の支援を受けてタイのビジネスマンで構成されている、数年間活動していないタイ・バングラデシュビジネス協会を復活させる取り組みも行われている。

「今後数ヶ月以内に第6回JTC会議がダッカで開催されれば、タイのビジネス界代表者の間でバングラデシュに対する関心と楽観的な見方を維持できると信じている」とファイヤズ氏は付け加えた。

当局者によると、タイは二国間貿易量を増やすため、バングラデシュが後発開発途上国ステータスを卒業する2026年まで、タイ市場でのバングラデシュ製品の無税・無割当制を認めている。

バングラデシュとタイの二国間貿易額はおよそ9億1,005万ドルである。

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Bangladesh News/Financial Express 20241020
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/dhaka-calls-for-feasibility-study-on-fta-1729354950/?date=20-10-2024