[Financial Express]カトマンズ、10月20日(AFP):ネパール警察は日曜、かつては新進気鋭の政治家と目されていた元副首相が、支持者らが政治的動機によるものだと主張する罪で出廷した際、同氏を支持する数千人の抗議者らに放水砲と催涙ガスを発射した。
ラビ・ラミチャネ氏は、政界入り前に金融協同組合から資金を横領した疑いで詐欺と組織犯罪の容疑に直面しており、この事件は全国的な注目を集めている。
ラミチャネ氏は、この容疑を否定しているが、彼の怒った支持者たちは、この容疑は捏造されたものだと主張している。
ラミチャネ氏はヒマラヤ共和国のテレビ司会者としての経歴でよく知られており、公務員への積極的なインタビューを通じて汚職撲滅運動家として名を馳せている。
彼は2022年11月、ネパールの高齢の政治指導者に対する広範な不満を利用して、ラシュトリヤ・スワタントラ党とともに政治権力を握り、副首相兼内務大臣に就任した。
しかし、ネパールの最高裁判所が、米国のパスポートを返上した後、国籍を回復できなかったとして同氏の職務を禁止したことを受け、2023年1月に同氏は解任された。
彼は金曜日に首都カトマンズで逮捕され、ポカラ市に移送され、現在も拘留されている。
警察によると、日曜日の抗議活動には数千人が参加し、警棒を持った警官らが地方裁判所の周辺を封鎖し、群衆に放水砲や催涙ガスを噴射した。
抗議者たちは、ラミチャネ氏に対する告発は政治的動機によるものだと主張し、KPシャルマ・オリ首相に対するスローガンを連呼した。
カトマンズ・ポスト紙は、ラミチャネ氏が政界入りする前にゴルカ・メディア・ネットワークを運営していた際に複数の協同組合から数百万ルピーを横領したとして議会委員会が告発したと報じた。
Bangladesh News/Financial Express 20241021
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/nepal-protesters-clash-with-cops-over-politicians-fraud-charges-1729440589/?date=21-10-2024
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