主要湾岸市場は地域紛争と金利引き下げで混迷

[Financial Express]ロイター通信によると、湾岸地域の主要株式市場は、同地域での緊張の高まりと原油価格の下落により、月曜日の早朝取引ではまちまちだった。

イスラエルがレバノンのヒズボラ組織の金融活動に関連する施設への攻撃を準備し、住民に直ちにその地域から退避するよう呼びかけたことを受け、レバノンの首都全域で複数の爆発音が聞こえ、日曜遅くにベイルートの住民数百人が自宅から避難した。

パレスチナ当局によると、ガザに対するイスラエル軍の対応により4万2500人以上が死亡し、ガザの住民230万人の大半が家を失った。

サウジアラビアの主要株価指数は0.7%上昇し、2営業日連続の下落から脱する見通し。アルラジヒ銀行は1.3%上昇、国内最大手のサウジ国立銀行は1.2%上昇。ドバイの主要株価指数は0.1%下落。最大手のエミレーツNBDが0.5%下落、格安航空会社エア・アラビアが1.1%下落した。

アブダビでは指数は0.1パーセント上昇した。

一方、中東最大級のハイパーマーケットチェーンを運営するアラブ首長国連邦のルル・グループ・インターナショナルは、アブダビでの新規株式公開で株式25%を売却する予定だと、ハリージ・タイムズが月曜日に目論見書を引用して報じた。

カタールの指標株価は0.3%下落し、カタール・イスラム銀行は0.6%下落した。

湾岸諸国の金融市場の触媒である原油価格は、世界最大の原油輸入国である中国の需要に対する懸念と中東における潜在的な供給途絶に対する懸念の緩和により先週7%以上下落した後、アジア市場では小幅上昇した。


Bangladesh News/Financial Express 20241022
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/major-gulf-markets-mixed-on-regional-conflict-rate-cuts-1729527068/?date=22-10-2024