[The Daily Star]バングラデシュでは国内製品がインフレの主な要因であり、2024年9月の総インフレの74%を占めた。
バングラデシュ中央銀行の四半期報告書「バングラデシュのインフレ動向」のデータによると、6月のインフレに国内項目が61%寄与し、国内要因の影響が拡大していることが浮き彫りになった。この報告書はインフレの傾向と賃金動向を調査している。
一方、輸入依存品目のインフレへの寄与は6月の39%から9月には26%に低下した。
今年度の第1四半期(7月~9月)の消費者物価指数(CPI)の前年比インフレ率は10.7%に急上昇した。
7月のインフレ率は11.7%と12年ぶりの高水準を記録し、9月も前年同月の9.6%に対し9.9%と高止まりした。
持続的なインフレは、通貨の下落に加え、商品価格とエネルギー価格の高騰によって引き起こされた。
食品インフレ率は7月に14.1%と過去13年間で最高を記録したが、その後8月には11.4%、9月には10.4%に低下した。
非食品インフレは緩やかに上昇し、25年度第1四半期は前四半期より平均9.6%上昇した。
この期間の総合インフレ率の半分以上は食品価格によるもので、エネルギーインフレ率の寄与は減少した。
報告書によると、穀物、野菜、タンパク質を主成分とする食品が食品インフレの主な要因となっている。
非食品インフレも上昇し、住宅費、医療費、パーソナルケア費が大きな圧力となった。
Bangladesh News/The Daily Star 20241023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/domestic-factors-account-74-inflation-bb-3734091
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