少数派に対する障壁は依然として存在する

[The Daily Star]昨日発表された調査によると、バングラデシュの少数民族コミュニティは公共サービスへのアクセスにおいて依然として大きな障壁に直面しており、特に農村部の人々が最も大きな課題に直面している。

ダッカやチッタゴンなどの都市部では状況が多少改善しているものの、特にトランスジェンダーや障害者にとっては医療へのアクセスに依然として課題が残っていると調査では述べられている。

障害者ケアに関しては、医療施設には基本的なアクセシビリティ機能が欠けており、医療スタッフはほとんど訓練を受けていないことも調査で明らかになった。

この調査は、アクションエイド・バングラデシュとBRAC大学の平和正義センターの支援を受けて、リサーチ・イニシアティブ・バングラデシュ(RIB)によって9つの地区で実施された。

この研究結果は昨日、首都テジガオンのアロキで開催されたセミナーで発表された。

このイベントで講演した女性児童省と社会福祉省の顧問であるシャルミーン・ムルシド氏は、「これまで、政府プロジェクトに対する省庁の監視システムや品質評価プロセスは存在しなかった。小規模な組織でさえ進捗報告書を作成しているが、過去16年間、政府はそうではなかった」と述べた。

「私たちは、このようなプロジェクトに多額の資金が浪費されていることを知りました。また、割り当てられた資金が、割り当てられた人々に届いているかどうかに関する情報もありません」と彼女は付け加えた。

政府は女性に対する暴力と児童婚を阻止するために迅速に対応していくと彼女は述べ、「女性の安全、医療、教育の権利も保護される。省庁の規律を確保することで、郡、地区、管区のすべてのサービス体制が機能するようになる」と付け加えた。

アクションエイド・バングラデシュ支部のファラ・カビール代表は、「政治と官僚制度は、恵まれない人々や少数民族に支給される手当に大きな影響を与えている。困窮している人々は、その手当を受け取れないことが多く、一方、便宜を図っている人々は利益を得ている」と語った。

平和正義センター事務局長マンズール・ハサン氏は「政策実施はバングラデシュにとって大きな危機だ。われわれの法的枠組みはもっと強固でなければならない」と語った。

RIBのルーナク・ジャハン氏と国家人権委員会のセバスチャン・レマ事務局長も議論に参加した。


Bangladesh News/The Daily Star 20241023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/barriers-persist-minorities-3734191