インド、最低価格を撤廃

インド、最低価格を撤廃
[Financial Express]ニューデリー、10月23日(ロイター):インド政府は23日、農家や輸出業者が世界市場で様々な等級の米を販売できるよう、非バスマティ白米の輸出に対する最低価格を撤廃したと正式命令で発表した。

米の生産量増加の見通しに勢いづいた農家や米輸出業者は最近、供給の安定確保を目的に一部導入されているバスマティ米以外の白米輸出の最低価格を撤廃するよう政府に要請した。

インドは先月、非バスマティ白米の輸出再開を承認した。しかし、インド政府は非バスマティ白米の輸出の最低価格を1トン当たり490ドルに設定した。

世界最大のコメ輸出国であるインドからのコメ出荷量が増えれば、世界の供給が強化され、パキスタン、タイ、ベトナムなど他の主要輸出国に関税引き下げを迫ることで国際価格が下落するだろうと貿易業界関係者は述べた。

インド米輸出連盟のデヴ・ガーグ副会長は、最低価格のせいで、インドの農家や輸出業者は比較的安価な等級の米を世界市場で販売することができなくなったと述べた。

「今日の決定により、そのような制限はなくなりました」とガーグ氏は述べた。

米輸出協会のBVクリシュナ・ラオ会長は、インドは5%砕いた白米を1トン当たり約460ドルで提供できるため、インドの供給はより競争力を持つようになるだろうと述べた。

ダウとSインドは、通常5%砕いた白米よりも大幅に安く提供され、一部のアフリカ諸国が求めている25%砕いた白米を販売できるようになるとトレーダーらは述べた。

インドは火曜日、在庫が急増し、モンスーンによる大雨で豊作が見込まれることから、パーボイルドライスに対する輸出税を廃止した。


Bangladesh News/Financial Express 20241024
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/india-removes-floor-price-1729708957/?date=24-10-2024