スポットLNG価格が上昇

[Financial Express]ロンドン、10月27日(ロイター): 地政学的緊張による供給途絶や、計画的なメンテナンス中の米国ターミナルでの原料ガス量減少をめぐる懸念から、アジアのスポット液化天然ガス(LNG)は8月末以来2週連続で値上がりした。

業界筋の推計によると、12月に北東アジアに引き渡されるLNGの平均価格は、先週の13.50ドル/百万英熱量単位(ッムブツ)から13.80ドル/百万英熱量単位に上昇した。

データインテリジェンス企業ICISの上級LNGアナリスト、アレックス・フローリー氏は「需要と地政学的緊張が続く中、市場は高水準でバランスを保ち続けており、価格は堅調に推移している」と述べた。

同氏は、計画的なメンテナンスのためキャメロンとサビーンパスのターミナルで生産量が減少したため、米国の生産量は今週減少したと付け加えた。アジアの価格も、オランダのTTFハブで10か月ぶりの高値を付けた欧州のガス価格に追随した。

アルゴス は 12 月渡し価格を 13.240 ドル/ッムブツ と評価し、スパークコモディティ は 11 月渡し価格を 13.104 ドル/ッムブツ と評価した。

LNG運賃では、大西洋運賃が金曜日に5週連続で下落し1日2万750ドルとなった一方、太平洋運賃は11週連続で下落を続け1日3万6750ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20241028
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/spot-lng-prices-rise-1730045865/?date=28-10-2024