[Financial Express]ロイター通信によると、UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、米国の経済成長の堅調さ、主要中央銀行による金融政策の緩和、人工知能(AI)ブームを理由に、世界の株式に対するスタンスを「中立」から「魅力的」に引き上げた。
UBSのアナリストらは木曜のメモで「経済成長は驚くほど回復力があり、中央銀行も積極的に対応しているため、景気下支え要因がさらに続く余地があると確信している」と述べた。
米連邦準備制度理事会(FRB)を含む主要中央銀行による利下げは、世界の株式のパフォーマンスを測るベンチマークであるMSCIの世界株価指数を今年これまでに16.3%押し上げている。
UBSは「金融政策の緩和の影響は通常、ある程度の遅れを伴って現れるが、利下げサイクルの開始は歴史的に見て、その後6~12カ月にわたり株式市場にとってプラスのきっかけとなってきた」と述べた。
同証券会社は、中国によるさらなる景気刺激策が世界の株価をさらに支えるだろうとし、他の地域の成長は「底打ち」したようだと付け加えた。
UBSは、AI、堅調な労働市場、インフレの緩やかな緩和によってさらに支えられる米国の経済環境の回復が企業収益にプラスの影響を与えるだろうと述べた。
同社は、より広範なセクターの中では、他のセクターからの貢献が相次ぐ中でも、テクノロジーが引き続き収益成長の主な原動力となるはずだと述べた。
UBSは、米国の選挙は短期的なリスクであり、特にドナルド・トランプ前大統領が当選した場合、市場は潜在的な関税リスクをすぐに織り込む可能性があると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241028
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/ubs-global-wealth-management-lifts-global-equities-stance-to-attractive-1730048344/?date=28-10-2024
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