最高裁判所長官、司法府の独立事務局設置を提案

[Financial Express]サイード・レファト・アハメド最高裁判所長官は日曜日、司法省に対し、司法のための独立した事務局を設立するための提案を求めた。

この提案は最高裁判所の両部の判事から意見を受け取った後に送られたと、最高裁判所の広報担当官、モハンマド・シャフィクル・イスラム氏が発表したプレスリリースで述べられた。

司法のための独立した事務局の設置は、弁護士やその他の利害関係者の長年の要求である。

今年9月21日、バングラデシュ全国の下級裁判所判事らに演説した最高裁判所長官は、最高裁判所と法務省の共同権限を廃止し、バングラデシュ最高裁判所の下に別個の事務局を緊急に設立する必要があると述べた。これは司法の独立を確保するために必要な改革の第一歩となるだろう、と同長官は付け加えた。

最高裁判所長官はさらに、司法のための独立した事務局を設立するための措置をすぐに講じるつもりであると述べた。

演説から1か月と6日後、最高裁判所長官の指示により、最高裁判所書記官は日曜日に、構想書といくつかの添付資料とともに提案書を法務省法務長官に送付した。

提案書には、「最高裁判所の事件数や行政手続きの増加、下級裁判所の判事数の増加などさまざまな理由により、最高裁判所記録局の業務範囲は以前に比べて大幅に拡大している」と記されている。

このような状況を踏まえると、司法府の事務局を別に設ける必要が生じた。したがって、総合的に判断すると、司法府の事務局を別に設けるだけで、下級裁判所判事の懲戒、異動、昇進、休職などの透明性を確保し、司法府の真の独立性を確保できるといえる。」

「近代国家制度において国家の3つの部門間の権力分立が効果的に実施されなければ、国家における憲法の調和のとれた実践はさまざまな障害に直面する。

その結果、一方では国家のさまざまな部門間の微妙な権力バランスを維持する必要性が損なわれ、他方では同様に国家全体の民主主義の基盤が弱体化します。

バングラデシュは立憲民主主義国家であるが、わが国における権力分立政策の実施、特に行政が司法に対して権力を行使するという長年の慣行を阻止する上で、さまざまな制約がある。」

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Bangladesh News/Financial Express 20241028
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/cj-sends-proposal-for-separate-secretariat-for-judiciary-1730051103/?date=28-10-2024