[Financial Express]ベイルート(レバノン)、10月28日(通信社):イスラエルによる大量虐殺により、1か月足らずでガザ地区北部で1,000人以上のパレスチナ人が殺害されたことを受け、エジプトのアブドルファッターハ・エルシーシ大統領は、長期停戦への道を開く可能性のあるガザ地区での2日間の停戦を提案した。
エルシーシ大統領の提案には、ガザ地区に捕らえられているイスラエル人捕虜4人とイスラエル刑務所に収監されているパレスチナ人捕虜の交換も含まれているが、日曜以来イスラエルの容赦ない攻撃によりジャーナリスト5人を含む少なくとも50人が死亡し、何千人もの捕虜の民間人が耐え忍んでいる中での提案である。日曜カイロでの記者会見でエルシーシ大統領は、戦闘と捕虜交換の48時間の小休止の後、今後10日間でさらなる協議が行われ、交渉者が和平協定をまとめられることを期待していると述べた。
2023年10月7日のイスラエル領内での攻撃中にハマスに捕らえられた251人の捕虜のうち、97人がまだガザに拘束されていると考えられており、イスラエル軍は34人が死亡したと主張している。100人以上の捕虜は昨年11月の1週間の停戦中に解放された。エルシーシ大統領は、この計画がイスラエルとハマスのどちらにも正式に提示されたかどうかは明らかにしなかった。しかし、紛争を鎮静化するための取り組みは、CIAとイスラエルのモサドの長官らが参加してカタールの首都ドーハで再開されている。この計画についてイスラエルとハマスからすぐにコメントはなかった。
イラン外務省報道官エスマイル・バガエイ氏は月曜日、イラン政府は週末の軍事施設に対するイスラエルの致命的な攻撃に対し「断固として効果的に対応する」と述べた。
バガエイ外相は定例記者会見で「われわれはシオニスト政権の侵略に断固として効果的に対応するため、あらゆる手段を講じている」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241029
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/egyptian-president-proposes-two-day-truce-in-gaza-1730128387/?date=29-10-2024
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