BGMEA、オーストラリアの買い手に支払いを求める

[The Daily Star]バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)は昨日、シドニーに拠点を置く企業が23の現地輸出業者に負っている未払い金約2,030万ドルに関して、バングラデシュ駐在のオーストラリア高等弁務官に措置を講じるよう要請した。

業界団体の管理者アンワル・ホサイン氏は、バングラデシュ駐在オーストラリア高等弁務官代理ナルディア・シンプソン氏に書簡を送り、被害を受けた供給業者への支払いを求めた。

ホサイン氏は書簡の中で、BGMEAの加盟工場16社が9月にモザイク・ブランズ社への支払い不履行の問題を抱えており、その時点で約1,490万ドルが未払いだったと報告したと述べた。

書簡には、「残念ながら、BGMEAの会員工場7社も同様の問題に直面しており、モザイク・ブランズ社は総額約490万ドルの輸出代金を差し押さえている」と書かれている。

「被害を受けた工場への未払い金の確保にあたり、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。」

こうした支払いを確実に行うことで、これらの工場の操業が保護されるだけでなく、工場に依存している労働者の生活も守られると管理者は述べた。

支払いの不履行は、ライン銀行との取引における工場の通常の事業活動に悪影響を及ぼしています。

モザイク・ブランズ社(旧ノニ・ビー・リミテッド)は、同社のウェブサイトによると、オーストラリア国内に1,000店舗以上を展開する、オーストラリア最大級の専門ファッション小売業者に成長した。傘下のブランドには、ミラーズ、ロックマンズ、ノニ・ビー、リバーズ、ケイティーズ、オートグラフ、Wレーン、クロスロード、ビームなどがある。

しかし、同社は近年、収益性が上がったり下がったりを繰り返し、財政難に陥っている。

モザイク・ブランズは月曜日、自主管理に入ったと発表した。これにより、約3,000人の雇用が危険にさらされることになる。

自主管理とは、破産した会社を、利用可能なすべての選択肢を評価し、事業主とその債権者にとって最善の結果を生み出すことができる独立した人物の手に委ねるプロセスです。


Bangladesh News/The Daily Star 20241030
https://www.thedailystar.net/business/news/bgmea-seeks-payment-australian-buyer-3740026