[Financial Express]カリ(コロンビア)10月30日(AFP):国連のアントニオ・グテーレス事務総長は火曜日、コロンビアで開かれた主要な生物多様性サミットで代表団に対し、人類は生命維持に必要な自然を貪欲に破壊することで「存在の危機」に直面していると警告した。
国連の生物多様性条約(CBD)の第16回いわゆる締約国会議(COP16)は、2年前にカナダで合意された自然破壊を「阻止し、逆転させる」という23の目標を達成するために、監視および資金調達のメカニズムの構築で前進を遂げなければならない。
「自然との平和」をテーマとしたこのサミットは、資金調達の方法をめぐる意見の相違で行き詰まっている。
交渉担当者らは、医薬品や化粧品に使用されるデジタル配列の動植物の遺伝子データから得られる利益を、その出身コミュニティとどのように分配するのが最善かについても意見が分かれている。代表団には時間を無駄にしている余裕はない。
2030年までに陸地、水域、海洋の30パーセントを保護することなどを含む23の国連目標を達成するには、あと5年しか残されていない。
「私たちは毎日、より多くの種を失っています。毎分、ゴミ収集車1台分のプラスチック廃棄物を海や川、湖に投棄しています。誤解しないでください。これが存在の危機の姿なのです」とグテーレス氏は代表団に語った。
Bangladesh News/Financial Express 20241031
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/nature-destruction-an-existential-crisis-says-un-chief-1730298690/?date=31-10-2024
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