バングラデシュ、国民97人を本国送還へ

[The Daily Star]バングラデシュは、ビザなしで入国しようとしたためにオーストラリアで拘束されているバングラデシュ人97人を間もなく本国に送還する予定であると、退役したジャハンギル・アラム・チョウドリー内務顧問中将が昨日述べた。

「オーストラリアで拘束されている不法移民はオーストラリアの島に保護されている」と、バングラデシュ事務局でオーストラリアのトニー・バーク内務大臣と会談後、同氏はメディアに語った。

バングラデシュ代表団を率いるオーストラリアの大臣は昨日、ムハマド・ユヌス首席顧問、トゥーヒド・ホセイン外務顧問、ジャハンギル・アラム・チョウドリー内務顧問と会談した。

両国は海上の安全保障と安全を強化するための覚書(モU)にも署名した。

内務省の声明によると、オーストラリアは既に受け入れている2,000人に加え、さらに多くのロヒンギャ難民を受け入れることにも同意した。

オーストラリアの大臣は首席顧問との会談で、ビザセンターをニューデリーからダッカに戻し、バングラデシュとオーストラリア間の不法移民を防ぐための交渉を行いたいと述べた。

バーク議員の選挙区にはバングラデシュ人移民が多数居住しており、同氏は同国での出来事を大きな関心を持って追っており、独裁政権崩壊後の大規模な祝賀行事を目撃したと語った。

同氏は革命後の期待について「多くの楽観主義と希望がある」と語った。

ユヌス教授は「課題は大きい。期待に応えるのが最も難しい部分だ。しかし人々は忍耐強い。我々は構造を再構築しなければならない」と語った。

ジャハンギル・アラム・チョウドリー外相との会談では、国境を越えた犯罪、民間の海上安全保障と海上安全、訓練と能力構築、人身売買、ロヒンギャ危機への取り組みにおける協力強化について話し合った。

一方、トゥヒド・ホサイン外相はオーストラリアの大臣に対し、バングラデシュは二国間貿易の拡大やオーストラリアの教育機関への学生の入学増加を促進するためにオーストラリアと協力することに熱心であると語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20241101
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/bangladesh-repatriate-97-nationals-3741771