米シークレットサービス、地元住民にマネーロンダリング対策の訓練を実施

[The Daily Star]ワシントンDCに本部を置く連邦法執行機関である米国シークレットサービスは、マネーロンダリングとテロ資金供与に対処する能力を高めるため、バングラデシュの6つの機関の職員を訓練する。

バングラデシュ金融情報ユニット(BFIU)、犯罪捜査局を含むバングラデシュ警察の4つの部署、国家歳入庁(NBR)、汚職防止委員会(ACC)、麻薬取締局、バングラデシュ証券取引委員会(BSEC)の職員約60名が2段階に分けて研修を受ける。

金融情報ユニットの職員がデイリー・スター紙に語ったところによると、BFIUの職員20人がこの訓練に参加する予定だという。

アメリカのシークレットサービスの代表団が訓練を行うためにバングラデシュを訪問する予定だ。

第一段階では、11月10日に首都バングラデシュの警察職員大学で5日間の研修プログラムが始まり、11月17日からさらに5日間の研修セッションが続く。

第 2 フェーズのフォローアップ トレーニング セッションは、2 月 2 日と 2 月 9 日にそれぞれ 2 セット開始されます。

シェイク・ハシナ率いる政府が今年8月5日に崩壊して以来、マネーロンダリング対策を担当するすべての機関が活動を開始した。

BFIU、ACC、NBR、BSECなどの規制機関は、海外に資金を流用した疑いのある大物実業家に対する調査を開始した。

暫定政府はすでに、ロンダリングされた資金を取り戻すために、バングラデシュ銀行総裁を長とするタスクフォースを結成している。

バングラデシュのアフサン・H・マンスール総裁は、フィナンシャル・タイムズ紙との最近のインタビューで、倒されたシェイク・ハシナ政権とつながりのある大物実業家らが、同政権下で同国の強力な軍事情報機関のメンバーらと共謀し、同国の銀行部門から170億ドル(約2兆タカ)を流用したと非難した。

 


Bangladesh News/The Daily Star 20241101
https://www.thedailystar.net/business/news/us-secret-service-train-locals-anti-money-laundering-3741961