ロンドン産ココアが2週間ぶりの高値

[Financial Express]ロンドン、10月31日(ロイター):ロンドンのカカオ先物は木曜日、世界第2位の生産国ガーナの財政問題が一因となり、2週間ぶりの高値を付けた。また、粗糖価格も上昇した。

ココア

3月ロンドン産ココアは、2週間ぶりの高値5448ポンドを付けた後、1316GMT時点で0.6%上昇し1トン当たり5416ポンドとなった。

ディーラーらは、財政問題によりガーナの農家からのカカオの購入が引き続き妨げられていると述べた。

ガーナのカカオ栽培農家は木曜日、農民の「生活収入」の要求など、主要な環境問題と社会問題を列挙し、国営の規制機関ココボッドに苦情を申し立てた。

コートジボワールとガーナ両国の加工部門も、粉砕量の減少に苦しみ続けている。

コートジボワールのカカオ豆の粉砕量は9月に前年比14.2%減の5万4984トンとなったことが、輸出業者協会GEPEXのデータが木曜日に明らかにした。

12月のニューヨーク産ココアはわずか0.01%上昇し、1トン当たり7,392ドルとなった。

コーヒー

1月のロブスタコーヒーは0.25%下落して1トン当たり4,442ドルとなり、前日の上昇分の一部を失った。

ディーラーらは、来月からは収穫が加速し始めるとみられるベトナムのロブスタ種の収穫に熱帯暴風雨トラミが何らかの影響を与えるかどうかを注視していると述べた。

日曜日にベトナムに上陸したこの嵐は、同国のコーヒー栽培地域に大雨をもたらした。

「雨が収穫活動に支障をきたすのではないかと懸念されていたが、農家は収穫量の約5%を収穫したばかりなので、影響は小さい」とコーヒー生産地帯に拠点を置くトレーダーは語った。

12月産アラビカコーヒーは0.9%下落し、10億ポンド当たり2.4745ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20241101
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/london-cocoa-hits-two-week-high-1730389186/?date=01-11-2024