ナショナルチューブ、原材料危機緩和で黒字回復

[Financial Express]国営のナショナルチューブは、収益収入の急増により、2年連続で黒字に転じた。

同社は2024年度に6億9500万タカの純利益を報告したが、前年は1832万タカの損失を被った。2022年度の損失は8277万タカだった。

同社関係者によると、ナショナルチューブはパンデミック後の深刻な原材料不足により、22年度から23年度にかけて損失を被った。さらに、国際市場での原材料価格の高騰により、数年間の利益確保がさらに困難になった。

「輸入のハードルが緩和され、原材料が安くなったため、当社は(24年度に)フル稼働することができた」とナショナル・チューブの会社秘書、プランジット・ポール氏は語った。

同社は主にタイタスガスとダッカ WASAに製品を供給している。

ポール氏は、顧客への製品供給が24年度に大幅に増加し、収益が前年比82%増の5億7000万タカに達したと述べた。

しかし、同社の1株当たり純営業キャッシュフローは24年度には3.68タカの赤字となり、前年度は0.57タカであった。

同社は、コロナ禍での借入金返済に巨額の資金が流出したため、営業キャッシュフローがマイナスになったと述べた。原材料の輸入代金の支払いも、キャッシュフローがマイナスになったもう一つの理由だ。

一方、同社の取締役会は、24年度の配当金として4%を推奨している。過去2年間は配当金が支払われなかったため、同社は証券取引所で「Z」カテゴリーに移行している。

一方、ダッカ証券取引所では8月8日に株価は1株当たり77.90タカに達した。8月22日には1株当たり66.60タカまで下落した。

それ以来株価は上下し、最終的に木曜日には1株当たり74.30タカで取引を終え、前日比2.37%の下落となった。

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Bangladesh News/Financial Express 20241101
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/national-tubes-returns-to-profit-as-crisis-of-raw-materials-eases-1730393982/?date=01-11-2024