サウジアラビア、アジア向け12月の原油価格を引き下げる可能性

[Financial Express]シンガポール、11月1日(ロイター): 貿易筋によると、最大の原油輸出国サウジアラビアは、中東の指標原油であるドバイ原油の下落を受けて、12月にアジアに販売する原油の大半の価格を引き下げる可能性がある。

サウジ産原油の価格引き下げは需要の弱さを示すものであり、サウジアラビアが率いる石油輸出国機構(OPEC)とロシアを含む同盟国にとって、12月からの生産増加計画を延期する可能性があるさらなる証拠となるだろう。

ロイターが石油精製会社6社を対象に行った調査によると、主力原油であるアラブ・ライト原油の公式販売価格(OSP)は12月に前月比1バレル当たり30~50セント下落する可能性がある。これは先月のドバイ原油価格スプレッドの同様の下落と一致している。

中東産原油のスポットプレミアムは先月低下した。これはアジア市場で供給が十分だった一方、精製マージンの回復にもかかわらず中国など主要買い手からの需要が低迷したためである。


Bangladesh News/Financial Express 20241102
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/saudi-arabia-may-cut-dec-oil-prices-for-asia-1730479985/?date=02-11-2024