[Financial Express]マニラ、11月1日(BBC):ジェニーリン・M・バリオスさんはメイクアップアーティストとしてマニラ中を飛び回っており、生後10か月の息子ウノと過ごす貴重な時間を過ごしている。
成長中の赤ちゃんに必要な手作りの食事を作るには、一日では時間が足りない。しかし、急速に発展しているフィリピンでは、彼女のように忙しく働く母親にとって選択肢が増えている。
「何かをゼロから作らなければならない場合、製品を完成させるまでに倍の時間を割く必要があります」と彼女は説明する。
「でも、セレラックならお湯を注いで混ぜるだけです。朝食、昼食、夕食と1日3回与えています。与えやすく、入手しやすく、手頃な価格なので、働く母親には最適です。」
ジェニーリンさんは、近年、市販のベビーフード製品を利用するようになった多くの母親の一人だ。東南アジア全域でインスタントシリアル、お粥、ピューレ食品、パウチ、スナックの売上は5年間で2倍になった。
インスタントお粥ミックス「セレラック」は、ネスレのこの地での最大の売れ筋商品であり、利便性だけでなく願望も提供し、しかも手頃な価格で提供している。これは生活費の上昇に伴い重要な考慮事項となっている。
ソーシャルメディアでちょっと検索してみると、成長期の子供に必要な重要な栄養素を与えるなど、その利点を称賛する、笑顔の赤ちゃんを連れた意欲的な母親たちが大勢いることがわかる。
しかし、この製品は世界中の親たちにすぐに認識されるだろうが、その原材料はそうではないかもしれない。
なぜなら、セレラックがフィリピンと英国の親に提供する微量栄養素の恩恵に加えて、東南アジアの国で販売されている一部のフレーバーには、別のもの、つまり添加糖分が含まれているからだ。
そして、伝統的な食事からインスタント食品へと親たちが移行しつつある国において、医療専門家たちはそのことを懸念している。
ネスレはフィリピンでは、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が設立した食品メーカー、政府、国連機関からなる団体であるコーデックス委員会の一連の基準とガイドラインに従っていると述べている。
Bangladesh News/Financial Express 20241102
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/hidden-sugars-in-asias-baby-food-spark-concerns-1730475319/?date=02-11-2024
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