[The Daily Star]インドを代表するファッションデザイナーの一人であり、伝統と現代性を融合させたドレスでトレンドを生み出してきたロヒット・バルさんが昨夜、南デリーの病院で心臓発作のため亡くなったと、インドファッションデザイン協議会(FDCI)のスニル・セティ会長が語った。
63歳のバル氏は昨年12月、心臓疾患のためデリー近郊グルグラムの私立病院の集中治療室(ICU)に入院した。今年10月、同氏はラクメ・ファッション・ウィークXFDCI 2024のグランド・フィナーレで自身のコレクションを発表したと、ニューデリー特派員が伝えている。
「彼が亡くなったのは事実です。心停止、心不全でした。ロヒットは伝説的な人物でした。私たちは今、完全に動揺しています。明日の火葬の詳細を詰めているところです」とセティ氏はPTIに語った。
セティ氏は、彼はサフダルジャング地区のアシュロック病院に入院し、アロック・チョプラ医師の治療を受けていると述べた。医師らは彼を蘇生させるために2時間最善を尽くしたと、悲嘆に暮れるセティ氏は付け加えた。
バルは、インドファッションデザイン協議会の創設メンバーでした。常識に挑戦するデザインでインドのファッションシーンのトレンドセッターとみなされたバルは、伝統的な美学と現代的なセンスをシームレスに融合させることで知られていました。また、インドの文化的伝統と世界のファッショントレンドを組み合わせることでも知られていました。
1961年5月8日、シュリーナガルのカシミール・パンディット家に生まれたバルは、ベルベットや錦織などの素材を使った作品で知られ、その複雑なデザインはインドの豪華さと威厳に影響を受けています。
バルさんはデリーのセント・スティーブンス・カレッジで歴史学の学士号を取得し、その後デリーの国立ファッション技術研究所でファッションのコースを受講しました。
Bangladesh News/The Daily Star 20241102
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/obituary/news/indian-fashion-icon-rohit-bal-no-more-3742501
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