[Financial Express]セーラム、11月3日(AFP):米国大統領選挙まで3日となった今、ドナルド・トランプ氏の支持者たちは、同氏が勝利しない限り、選挙結果を拒否する構えだ。
「彼女が勝ったと言われても、本当に信じないだろう」と、22歳のブランドン・デントさんは、トランプ大統領のライバルであるカマラ・ハリス副大統領に言及してAFPに語った。
「彼は圧勝するだろう」と、秋の紅葉で赤やオレンジ色に染まったなだらかな山々に囲まれたバージニア州セーラム市で、大統領の演説を聞くために列を作る何千人ものトランプ支持者たちを見ながら、配達ドライバーは言った。
共和党候補のトランプ氏は2024年の選挙戦で、火曜日に予定されている投票の正当性に事前に疑問を投げかけ、2020年の再選失敗をめぐるレトリックを繰り返してきた。この失敗は、トランプ氏の支持者たちが「盗みを阻止」するために米国議会議事堂に押し寄せ、死者を出した暴動にまで発展した。
トランプ氏は3度の大統領選に出馬し、米国政界で10年近く活躍してきたが、年齢、人種、職業を問わず、保守派有権者の間では同氏特有の懐疑主義や否定主義が徹底的に浸透している。
原子力施設のエンジニア、ジェイス・ボダ氏は「カマラ氏が大統領になるだろうが、実際の投票数ではトランプ氏が勝つと思う」と語った。
「詐欺が多発するのではないかと思う」
トランプ氏は選挙運動中に不正の恐れをいち早く煽ってきたが、共和党全国委員会と同盟団体も法廷で同様の主張を展開し、投票集計手順、投票機、有権者登録、不在者投票、結果の認証など、さまざまな問題を標的とした訴訟を起こしている。
多くの訴訟は却下されているが、観測者たちは、特にトランプ氏が2020年の選挙は自分から盗まれたという虚偽の主張を執拗に繰り返していることから、今年の選挙についての人々の考えがさらに混乱するのではないかと懸念している。
「民主党が前回の選挙を行って以来、私は懐疑的だった」と、他の多くの人々と同様、メディアに名字を明かすことを拒否した集会参加者のオーレン氏は語った。
Bangladesh News/Financial Express 20241104
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/landslide-or-fraud-1730649816/?date=04-11-2024
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