[The Daily Star]ミャンマーのラカイン州の反政府勢力アラカン軍がコックスバザール県テクナフのナフ川で漁師20人を拉致したとテクナフ国連が発表した。
事件は昨日午後3時半から4時の間にテクナフのナフ川河口のナイキョンディア地点で起きたとテクナフ郡ニルバヒ職員のアドナン・チョードリー氏が認めた。
同氏は、武装したアラカン軍の一団が15隻の船から20人の漁師を拘束したと述べた。
最新の情報によると、漁師らと船はナフ川に隣接するファトゥニア(パニャウン)運河に留まっていたと彼は付け加えた。
漁師らは拉致されたときミャンマー海域で漁をしていたとアドナン氏は語った。
逮捕された漁師らの名前はまだ分かっていないが、バングラデシュ国境警備隊が彼らの救出に取り組んでいると彼は述べた。
バングラデシュ国境に面したマウンドー郡とラカイン州の大部分は、ここ数ヶ月、ミャンマー軍との激しい戦闘の末、アラカン軍に占領された。国境を越えた両軍の戦闘は今も続いている。
10月9日、ミャンマー海軍は、セント・マーチン島とミャンマーの間のベンガル湾のバングラデシュ側で、トロール船6隻に乗っていた漁師58人を拿捕した。
ミャンマー海軍の砲撃により、1人が死亡、2人が負傷した。
その後、10月10日、ミャンマー海軍は漁師らを犠牲者の遺体とともに2回に分けて返還した。
さらに、アラカン軍は漁師を含む数人のバングラデシュ国民を何度も拉致している。
バングラデシュ人はバングラデシュ国境警備隊の主導により送還された。
Bangladesh News/The Daily Star 20241106
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/arakan-army-abducts-20-bangladeshi-fishermen-naf-river-3745851
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