サウジアラビアとUAEがパキスタンに2,680万ドルを投資

サウジアラビアとUAEがパキスタンに2,680万ドルを投資
[Financial Express]イスラマバード、11月6日(アラブニュース):パキスタンの国営メディアが火曜日に報じたところによると、パキスタンの外国投資は今年度の第1四半期に48%増加した。

サウジアラビアとUAEはこの期間中に合計2,680万ドルを拠出した。2023年、パキスタンは農業、鉱業、鉱物、観光などの主要な経済分野における外国投資の決定を迅速化することを目的とした文民合同組織である特別投資促進評議会を設立した。

この取り組みは、パキスタンが国家債務不履行の瀬戸際に追い込まれた経済危機が続く中で行われた。昨年、国際通貨基金(IMF)が30億ドルの緊急援助を出し、危機は緩和され、さらなる経済崩壊は防がれた。

ラジオ・パキスタンが伝えた内訳によると、第1四半期の外国投資額は中国が4億400万ドルで首位、次いでUAEが2500万ドル、サウジアラビアが180万ドルだった。その他の目立った国としては香港が9800万ドル、英国が7200万ドル、米国が2800万ドルだった。

ラジオ・パキスタンは、「特別投資促進評議会の効果的な戦略を反映して、パキスタンへの外国投資は今年度の第1四半期に48パーセントという大幅な増加が見られた」と報じた。

パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は最近サウジアラビアとカタールを訪問し、両国の指導者らと会談して貿易、投資、エネルギー分野での協力強化について協議した。特筆すべきは、10月にパキスタンとサウジアラビアの企業が22億ドル相当の27件の協定や覚書に署名したことだ。

先週のシャリフ外相のサウジアラビア訪問中に、両国はこの数字を28億ドルに増額することで合意した。

UAEは、中国と米国に次ぐパキスタンの第3位の貿易相手国であり、輸送コストを最小限に抑え、貿易取引を促進する近接性により重要な輸出市場として機能している。

シャリフ氏はここ数カ月、投資の確保、貿易の促進、地域の連携の改善に重点を置き、この地域での経済外交を積極的に推進している。


Bangladesh News/Financial Express 20241107
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/saudi-arabia-uae-invest-268m-in-pakistan-1730915475/?date=07-11-2024