[Financial Express]テヘラン、11月10日(AFP):サウジアラビアの軍高官が日曜日にテヘランを訪問し、イラン当局者と会談すると国営メディアが報じた。両国が昨年国交を回復して以来、異例の高官級会談となる。
地元のタスニム通信は「サウジアラビア軍参謀総長ファイヤド・アル・ルワイリ氏が日曜、高官級の軍事代表団を率いてイランを訪問する」と報じた。
同紙によると、同氏は両国間の「防衛関係」を強化するため、イランのモハメド・バゲリ外相と会談する予定だという。
イランの国営通信社IRNAが当時報じたところによると、バゲリ外相は2023年11月にサウジ国防相と電話会談し、イランはサウジとの軍事関係を改善する用意があると宣言していた。
2023年3月、シーア派イスラム教徒が多数を占めるイランとスンニ派が多数を占めるサウジアラビアは、中国が仲介した驚きの合意の下、国交を再開した。
テヘランとリヤドは、2016年に、リヤドによるシーア派聖職者ニムル・アル・ニムルの処刑に対する抗議活動中にイランにあるサウジアラビアの外交使節団が攻撃された後、関係を断絶していた。
彼らは長年にわたり、シリアやイエメンをはじめとする地域全体の紛争地帯で対立する陣営を支援してきた。
サウジアラビアは10月、オマーン海でイランなどと軍事演習を行ったと発表した。
Bangladesh News/Financial Express 20241111
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/saudi-army-chief-to-visit-iran-on-rare-trip-1731261446/?date=11-11-2024
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