輸入を最小限に抑えるために牛乳の生産を増やす:アドバイザー

[Financial Express]漁業畜産顧問のファリダ・アクタル氏は、外国からの供給源への依存度の高まりが国内の牛や牛乳の生産に悪影響を及ぼしているとして、牛乳の輸入削減策を訴えた。 

彼女は、現在の牛乳不足に対処するために国内生産を増やす必要があると強調し、輸入への依存が続けば既存の畜産資源が弱まる可能性があると警告した。

「我々は外国への依存から脱却し、生産と技術の両面で自給自足に重点を置く必要がある」と彼女は語った。

ファリダ・アクタル氏は、国立記者クラブで水産畜産ジャーナリストフォーラム(FLJF)が主催した「バングラデシュの酪農部門の課題と機会」と題するセミナーでこの発言をした。

顧問は、国民にタンパク質を豊富に含む食料を供給する上で漁業と畜産部門が果たす重要な役割を強調した。

この分野を無視すれば、特に牛を大切に育てている女性たちの生活に悪影響を与えるだろうと彼女は述べた。

「他の収入源がない女性や夫に捨てられた女性など、多くの女性が家畜の飼育で生計を立てている」と彼女は語った。

彼女は、農家や製薬会社が生産量を増やすために抗生物質や医薬品を広く使用し、健康リスクにつながっていることに懸念を表明した。

「安全な牛乳と肉の供給を確保することは、すべての関係者にとって最優先事項でなければならない」と彼女は語った。

在来種の牛は外国産種に比べて乳の生産量が少ないが、彼女は農家に対し、動物の健康を損なう恐れのある化学飼料ではなく、自然放牧に頼るよう助言した。

ファリダ・アクタル氏はまた、牛にとって欠かせない草を枯らしてしまう農業における除草剤の使用についても批判的だった。彼女はこの問題に対処するために農業と畜産部門の連携強化を求めた。

「同省は牛乳不足に対処し、小規模農家を支援するための総合的な計画を実施し、最終的には国内の牛乳生産を増加させる」と彼女は保証した。

その他、漁業畜産省次官代理のATMモスタファ・カマル氏、畜産サービス局長のモハメド・レアズル・ハック氏、FLJF会長のMAジャリル・ムンナ・ライハン氏、同局長官のザヒドゥル・ラーマン氏らも講演した。

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Bangladesh News/Financial Express 20241112
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/boost-milk-production-to-minimise-imports-adviser-1731347290/?date=12-11-2024