[Financial Express]コロンボ、11月12日(AFP):スリランカの新左派指導者は、木曜日の総選挙で自身の3議席を下院の過半数に拡大することを目指しており、意外なところから強力な支持を集めている。
カール・マルクスやチェ・ゲバラを英雄に数えるアヌラ・クマラ・ディサナヤケ大統領(55歳)は、国内最大かつ最も影響力のある民間貿易産業団体の支援を受けている。
ディサナヤケ氏は、2022年のセイロン経済崩壊に対する国民の怒りを背景に9月に政権を握った。セイロン商工会議所(CCC)は、経済回復に向けた同会議所の提案は同氏が率いる人民解放戦線(JVP)の社会主義政策と合致していると述べている。
ビジネス界のリーダーたちは、ディサナヤケ政権下では、インドが中国やベトナムの経済モデルを踏襲する可能性があると推測している。ディサナヤケ氏の政党は、国際共産主義運動の鎌と槌のモチーフを党のロゴに掲げている。「(ディサナヤケ政権の)最初の任期では、完全な民主体制という点では、ベトナムよりはるかに優れていると言えるだろう」と、オーストラリアの地政学的リスク分析会社トレシンクのイムラン・フルカン氏は語った。
「長い間共産主義だったベトナムとは異なり、スリランカでは民主主義が深く根付いている」
Bangladesh News/Financial Express 20241113
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/lankan-president-faces-first-parliament-test-1731435784/?date=13-11-2024
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