[Financial Express]ロイター通信が報じたところによると、市場調査会社ロー・モーションは水曜日、電気自動車とプラグインハイブリッド車の世界販売台数が10月に前年同月比35%増加し、中国での販売台数が54%増加したと発表した。
欧州の販売台数はわずか0.8%増だったが、前年比では2カ月連続の増加となり、調査会社は欧州で好調な年末を迎えると予想していると、データマネージャーのチャールズ・レスター氏はロイター通信に語った。
欧州の自動車業界は、生産コストの高騰、EVへの移行への対応、中国のライバルからの低価格車の流入などの課題に直面している。
欧州最大の自動車メーカー、フォルクスワーゲンは10月、ドイツにある少なくとも3つの工場を閉鎖する計画だと発表した。
ローモーションのデータによると、電気自動車(完全電気自動車、プラグインハイブリッド車を問わず)の販売台数は10月に世界で172万台に達した。
中国での販売台数は過去最高の120万台に達した。
米国とカナダではEVの販売台数が11.4%増の16万台となった一方、欧州では26万台となり、前年比で若干増加したものの、9月比では14%減少した。
その他の地域では、売上は10.9パーセント増加した。
電気自動車とプラグインハイブリッド乗用車の世界販売台数は10月に2ヶ月連続で150万台を超え、中国が70%のシェアを占めた。欧州での販売台数は前月に比べて減少した。
ローモーションは声明で「中国のEV市場は、今年最後の2か月の自動車販売好調期に入っても減速の兆しは見られない」と述べた。
レスター氏は、11月と12月は季節的に好調な月になる傾向があると述べた。
同氏は、EUが来年に設定した二酸化炭素排出量削減目標は、自動車メーカーが目標を達成し罰金を回避するためにEV販売を増やそうとしていることから、値下げにつながる可能性があると述べた。
中国乗用車協会が先週発表したデータによると、中国の乗用車販売台数は10月に前年同月比11.2%増加し、国内EV大手のBYDが牽引した。
Bangladesh News/Financial Express 20241114
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/global-ev-sales-up-35pc-in-october-1731520608/?date=14-11-2024
関連