ロシアの農民は高金利から利益を得るために穀物を急いで売っている

[Financial Express]モスクワ、11月14日(ロイター):アナリストらによると、世界的な穀物価格の低下を受け、ロシアの農家は余剰穀物を好機に備えて蓄えておく習慣を変えつつあるようだ。金利上昇で現金化や国内銀行への預金が魅力的になっているためだ。

ロシア中央銀行は先月、過熱した経済によるインフレ対策として、主要金利を20年以上ぶりの高水準となる21%に引き上げた。現在、多くの銀行が最高25%の金利で短期預金を提供している。

「穀物をすぐに売って、20%以上の利回りで銀行に預けて、忘れてしまう方が簡単だ」と農業コンサルタント会社IKARの代表ドミトリー・リルコ氏は語った。

「ここでは誰も何も隠してはいない。むしろその逆だ。今年はそれを隠しておこうという動機がないので、輸出量がこれほど多かったのだ」と彼は付け加えた。

アナリストらの見方では、最近の急激な価格上昇に加え、ここ数週間の小麦輸出関税のさらなる引き上げの可能性も、在庫を保有するメリットを上回った。

世界の多くの地域では農家が現在の価格で穀物を売ることに消極的である一方、ロシアでは穀物の販売が記録的なペースで進んでいる。


Bangladesh News/Financial Express 20241115
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/russian-farmers-rush-to-sell-grain-to-profit-from-high-interest-rates-1731607372/?date=15-11-2024