[Financial Express]パームビーチ、米国、11月15日(AFP):ドナルド・トランプ次期米大統領は15日、ロシアとウクライナの戦争を終わらせるという公約を繰り返し、「強力な軍隊」を約束した。
「アメリカ第一主義」の外交政策を掲げて選挙運動を行ってきたトランプ氏は、これまで、詳細は明らかにせずにキエフとモスクワの間で合意を結び、中東での流血を終わらせたいと述べてきた。
「税金が低く、軍隊が強い偉大な国に戻らなければならない。軍隊を立て直すつもりだ。一度やったが、今度はもう一度やらなければならない」とトランプ氏は木曜日、フロリダ州パームビーチのマール・ア・ラゴ・リゾートでアメリカ第一政策研究所が主催した祝賀会で語った。
「我々は中東問題に取り組むつもりであり、ロシアとウクライナに対しても全力で取り組むつもりだ。これは止めなければならない」とトランプ氏は付け加えた。
同氏はまた、20年に政権に復帰したタリバンによる反乱と20年にわたって戦った後、2021年に米軍が撤退したアフガニスタンに対する米国の支出の「大きな部分」を批判した。
トランプ氏の再選は、ロシアとウクライナのほぼ3年にわたる紛争をひっくり返す可能性があり、キエフの防衛に極めて重要なワシントンによる数十億ドルの支援に疑問を投げかけることになる。
この共和党議員は選挙活動中、数時間で戦闘を終結させることができると述べ、ロシアのプーチン大統領と直接協議する意向を示唆した。
トランプ大統領は、ウクライナ問題でどのように和平協定を結ぶつもりなのか、またどのような条件を提案するのかについては明らかにしていない。
トランプ大統領は、経歴が乏しいにもかかわらず、フォックス・ニュースの司会者で州兵の退役軍人であるピート・ヘグゼスを国防長官として世界最強の軍隊を指揮する人物に指名した。
上院で承認されれば、ヘグゼス氏は約340万人の兵士と民間人を指揮し、年間約8500億ドルの予算を管理することになる。
次期大統領は、世界一の富豪であるイーロン・マスク氏に、連邦政府の7兆ドルの予算から2兆ドルの削減を提案する任務を託した。
Bangladesh News/Financial Express 20241116
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-promises-to-end-wars-with-a-strong-military-1731693217/?date=16-11-2024
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