[The Daily Star]昨日、数百人の茶葉労働者がシレットの路上に出て、未払いの賃金と配給の即時支払いを要求した。
バングラデシュ労働組合センターのシレット地区支部が主催したこの抗議デモは、地域全体の茶園で働く何千人もの労働者が直面している悲惨な財政的・人道的危機を浮き彫りにした。
シレット地区労働組合センターのアブール・カラム・アザド暫定会長が集会を主宰した。
演説者たちは政府と茶園当局に対し、この危機に迅速に対処し、茶園労働者の基本的権利を保障するよう求めた。「我々の闘いは単に賃金のためだけのものではない。生存と尊厳のためなのだ」と労働組合のリーダーは宣言した。
午後2時にキーン・ブリッジの敷地から始まり、ジンダバザールまで進んだこの行進は、ナショナル・ティー・カンパニー(NTC)が管理する12の茶園で働く約1万2000人の労働者の窮状を軽減するために政府に緊急介入を求めるものだった。
労働者らは、ほぼ3か月間賃金と配給を奪われ、家族を絶望の淵に追い込んでいると主張している。
政府に覚書を提出し、26日間連続のストライキを実施したにもかかわらず、何の措置も取られていないと主張している、と彼らは付け加えた。
抗議者たちは、茶葉生産労働者とその家族を含む4万人から5万人以上が現在飢餓に直面していると警告した。
「生活費が高騰しているこの時期に、私たちは1日わずか178.5タカの賃金さえも得られない。どうやって生き延びればいいのか」と、ある抗議者は疑問を呈した。
労働者らは、現在の市場状況に合わせた2023~24年度の公正な最低賃金制度の即時実施と、賃金と配給の定期的な支払いを要求した。その他の要求には、家族への完全な配給、土地の権利、民主的な労働法、臨時休暇と有給休暇の権利の格差の解消などが含まれていた。
集会では、モウルビバザール茶労働組合のハリナラヤン・ハズラ事務局長や他の組合代表者を含む主要な労働組合指導者らも演説した。
抗議活動は労働者間の団結を呼び掛け、要求が満たされるまで運動を続けることを誓約して終了した。
Bangladesh News/The Daily Star 20241116
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/rights/news/tea-workers-demo-arrears-3753686
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