[Financial Express]テヘラン、11月18日(AFP):イラン政府は18日、今週開催される国連の核機関理事会を前に、核計画に関する協議が「政治的な圧力や配慮から離れて」行われることを望むと述べた。
「我々の交渉における全ての努力と重点は、国際原子力機関が一部の当事者による破壊的かつ邪悪な圧力から離れて技術的な作業を行えるようにすることだった」とイラン外務省報道官エスマイル・バガエイ氏は週次記者会見で記者団に語った。
同庁長官ラファエル・グロッシ氏は水曜日、マソウド・ペゼシュキアン大統領を含む高官らと会談するためイランを訪問した。
この訪問は、今週ウィーンで開催されるIAEA理事会の会合に先立って行われたもので、この会合では英国、ドイツ、フランスがイランを批判する新たな決議を可決すると見込まれている。
バガエイ氏は、当事者らが「イランと国連機関の間の諸問題を、政治的な圧力や配慮から離れた技術的な方法で継続させる」ことを期待していると述べた。
同氏はグロッシ氏の訪問を「有益かつ前向き」なものと称賛し、テヘランとイラン情報機関の間に「良好な理解」をもたらしたと述べた。
ペゼシュキアン外相はグロッシ外相との会談で、イランは核開発計画をめぐる「疑問や曖昧さ」を解決する用意があると述べた。
2015年にイランと世界大国の間で締結された画期的な合意により、イランは核開発計画の制限と引き換えに、待望の制裁解除を受けることができた。イランは核開発計画は平和目的であると常に主張してきた。
しかし、ドナルド・トランプ政権下で2018年に米国が一方的に離脱したことで協定は崩壊し、制裁が復活した。
Bangladesh News/Financial Express 20241119
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-hopes-for-nuclear-talks-sans-political-pressure-1731943025/?date=19-11-2024
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