[Financial Express]ロイター通信によると、金価格はドル高により水曜日に1週間ぶりの高値から下落したが、ロシアとウクライナの緊張に関連した安全資産としての需要がさらなる下落を抑えた。
金現物は、取引開始前に11月11日以来の高値を付けた後、12時38分GMT時点で0.2%下落し1オンス当たり2,627.60ドルとなっている。米国の金先物は2,631.30ドルで横ばいとなっている。
時間の経過に伴う指標を追跡する「オンスあたりの米ドルでのスポット金価格」というタイトルの折れ線グラフ。
米ドルは1週間ぶりの安値を付けた後、反発した。米ドルが強くなると、海外の買い手にとって金地金はより高価になる。
OANDAのマーケットパルスの市場アナリスト、ザイン・ヴォウダ氏は、金価格の現在の下落は利益確定とドル高によるものだが、ロシアとウクライナ情勢の動向は極めて重要であり、注意深く見守る必要があると述べた。
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、米国がウクライナに対し、ロシア奥地への攻撃に米国製兵器の使用を許可したとの報道が出てから数日後、より広範囲の通常攻撃への対応として核攻撃の閾値を引き下げた。
その他の金属のうち、スポット銀は1%下落して30.89ドル、プラチナは0.7%下落して967.65ドル、パラジウムは約0.5%下落して1,030.31ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20241121
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-prices-ease-from-one-week-high-as-us-dollar-strengthens-1732119092/?date=21-11-2024
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