[Financial Express]ロンドン、11月22日(ロイター): ユーロ圏の企業活動の落ち込みを示すデータによりユーロが下落し、ドルが上昇して工業用金属の価格が圧迫されたため、ロンドン市場では銅とアルミニウムの価格が下落した。
ロンドン金属取引所(LME)の3か月物の銅価格は、1102GMT時点で0.5%下落し、1トン当たり8,963ドルとなった。
ユーロ圏の主要サービス産業は今月縮小し、製造業は不況にさらに陥ったことが金曜日の調査で明らかになった。データを受けてユーロは2年ぶりの安値に急落し、米ドル指数は2年ぶりの高値を更新した。
8週間にわたる米ドル高により、ドル建ての金属は他通貨の買い手にとってより高価となり、また金属の主要消費国である中国の需要に対する懸念から、銅価格は9月30日に付けた4カ月ぶりの高値から12%下落した。
ロシアが新たに開発した極超音速弾道ミサイルを使ってウクライナを攻撃したことを受けて、ロシア・ウクライナ戦争が激化する兆候が見られ、金価格は金曜日に1.4%上昇した。
LMEアルミニウムは0.6%下落して2,615.50ドル、亜鉛は0.4%下落して2,978ドル、錫は0.1%下落して28,690ドル、鉛は1%上昇して2,018.50ドル、ニッケルは0.7%上昇して15,820ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20241123
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/aluminium-copper-under-pressure-from-weak-euro-zone-pmi-1732285325/?date=23-11-2024
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